🔶根っこワークワンポイント配信
20251220
■ビジネスは「熱意」だけでは続かない
― 信頼とマナーの話
先日、あるネットワークビジネスのリーダーと話をする機会がありました。
その方は非常に熱意をもって、自社製品の素晴らしさを語られていました。
製品への誇り、ビジネスへの情熱、それ自体はとても尊いものだと思います。
しかし私は、正直なところ心が大きく動くことはありませんでした。
理由は単純です。私はこれまで、さまざまな会社やビジネスに関わってきたからです。
「自分の会社だけが特別だ」「うちの商品が一番だ」
そうした言葉だけでは、人の心はなかなか動かないものです。
そこで私は、ひとつ質問をしました。
「他社のセミナーや製品については、どのくらい情報や知識をお持ちですか?」
すると彼は、こう答えました。
「この間、ある会社の製品説明会に行って、バッチリ録音しましたよ。
でも、たいしたことないって分かりました。」
その言葉を聞いて、私は驚きを隠せませんでした。
「録音はしないでください、と注意されませんでしたか?」
そう尋ねると、彼はこう言いました。
「言われたけど、関係ないですよ。」
――その時点で、私は「もうアウトだ」と感じました。
このビジネスは、法律や倫理を守ることを大前提として成り立っています。
ルールを守ること、相手を尊重すること、基本的なマナーを大切にすること。
その積み重ねこそが、信頼であり、その人の影響力そのものです。
人は「大事にされている」と感じたときに心を開きます。
そこには、適切な距離感やマナーがあります。
ビジネスもまた、人と人との関係から始まるものです。
「自分の製品がすごくいいから、とにかく新規を登録させたい」
その熱意は、確かに素晴らしいものです。
しかし、そこだけでは結果はついてきません。
なぜなら、このビジネスは
“新規登録☀︎だけが
結果に結びつく仕事ではないからです。
関わった人が嬉しいと感じること。
素晴らしいと実感できること。
そして「このグループは素敵だ」と思えること。
その感動が、自然と次の誰かへと伝わっていく。
それが、本来の仕事の形ではないでしょうか。
自分の会社だけの有利性を並べ、すごさを訴えたとしても、
人は共感も共鳴もしません。
共感が生まれるのは、「姿勢」や「在り方」に触れたときです。
どうか、あなたのビジネスが本当の意味で成功しますように、、、
その第一歩として、
法律と倫理、そして人としてのマナーを大切にすることを、
今一度見つめ直していただけたらと思います。
文責)野口悦子
