■心震える時間

🔶根っこワークワンポイント配信

20250624

 

■心震える時間

81歳の加藤登紀子さんのコンサートに行ってきました。

 

正直、80歳を過ぎてのステージ、

きっと短めの構成だろうと思っていました。

でも、幕が開いてから閉じるまで──

なんと3時間。

3度のお着替え、圧巻の歌声。

一度も歌詞を間違えることなく、

魂を込めて届けてくれる歌に、胸が熱くなりました。

 

1階から3階まで満席のNHKホール。

彼女の一言一言に、うなずき、涙し、笑い、

会場がひとつになっていく。

 

バイオリン、ピアノ…すべての演奏者のお名前を覚えて、

紹介していく姿にも、深い敬意と愛を感じました。

 

この舞台をつくるまでの、

日々の体力維持や自己管理、

舞台裏での準備や努力は

想像を超えるものだったと思います。

 

でも、それを微塵も感じさせず、

まるで歌うことが「生きること」

そのもののように、

堂々と立ち続ける姿が、ただただ美しかった。

 

彼女の歌には、ずっと一貫して

「争いではなく、平和を」

「誰もが自分らしく輝いて生きていい」

そんな深いメッセージが込められています。

 

“こんな年の重ね方をしたい”

心からそう思いました。

 

勇気をありがとう、登紀子さん。

希望をありがとう。

私も、誰かの心をあたためる存在でありたいと、

そっと誓いました。

 

今日も、素晴らしい日をお過ごしください。

(❁´◡`❁)💕

 

文責)山上マミ