■書いただけなのに…人生がそっと動き出す不思議な話

🔶根っこワークワンポイント配信

20250509

 

■書いただけなのに…人生がそっと動き出す不思議な話。

 

「こんなこと書いても意味ないよね」

 

そう言って笑っていた私が、まさか…泣くことになるなんて、思ってもみませんでした。

 

あれは、何の変哲もない、雨の午後。

コーヒーを片手に、ふと手にしたノートに

“ただの気まぐれ”で、私は書きました。

 

「もう一度、あの人に会えたらいいのにな」――と。

 

それは30年前、心の奥にそっとしまったままにしていた名前。

伝えられなかった想い。

そして、もう一生、会うことなんてないと思っていた人のこと。

 

 

次の日も、その次の日も、

もちろん何も起きませんでした。

 

書いたことすら、忘れかけていた2か月後

フェイスブックの通知に、

そのひとからのメッセージがきていたんです。

 

心が躍りました。

まさか、まさか…そんなこと、あるわけない。

でも、ありました。

 

 

▶︎書くことには、「不思議なチカラ」があります。

 

これはスピリチュアルな話ではありません。

科学的にも、“書く”という行為は

脳を動かし、気持ちを整理し、

未来に意識を向ける力があると証明されています。

 

たとえば、

アメリカの大学の研究で、**「願いを紙に書く人は、書かない人よりも達成率が42%高い」**

という結果も出ているのです。

 

難しいことじゃありません。

 

鉛筆と、紙さえあればできること。

 

小学生でもできるシンプルな方法です。

 

でも、大人になると、

「バカにされそう」「叶うわけない」

そんな言葉が、夢のじゃまをします。

 

だから、誰にも見せなくていい。

ひとりで、こっそり書けばいいんです。

 

書くことで起きる、心の変化はこんな感じ。

 

* なんとなく、忘れていた夢が思い出される

* 自分の本当の気持ちに気づく

* 毎日が“ただの繰り返し”じゃなくなる

* 不思議と、心が少しだけ前を向く

 

たとえば、今日の夜。

お風呂上がりでも、寝る前でも、

そっとノートに書いてみませんか?

 

・「ほんとはこんな人生がいい」

・「あの人に、もう一度会いたい」

・「〇〇をしてみたい」

・「ありがとうを言いたい人」

 

どんなことでも、いいんです。

書いたら、涙が出るかもしれません。

でもそれは、心がちゃんと目を覚ました証拠。

 

人生が大きく変わる時って、だいたい、他人にはバレないくらい小さなことから始まる。その最初の一歩が、たった一本のペンと、一枚の紙から始まるなんちょっと、ロマンチックじゃないですか?

 

 

書くだけなのに。

私は泣いた。

そして、人生がそっと動き出しました。

 

あなたの今日の一言が、

明日の奇跡のタネになるかもしれません。

 

文責)野口悦子