■保留分ありますか?

🔶根っこワークワンポイント配信

20240626

 

■保留分ありますか?

 

ある日、

いかにも貧しそうな老人が、

小さな喫茶店の扉をそっと開けました。

店主に不安げに尋ねます。

「保留分ありますか?」

その問いかけに、

店主は優しく微笑みながらうなずきました。

たちまち、老人の顔には安堵の笑顔が広がり、

席につきます。

 

しばらくすると、

香ばしいコーヒーの香りが漂う中、

老人の前に熱々の一杯が運ばれてきました。

コーヒーを口に含むと、

幸せそうな表情が溢れます。

まるで長い間忘れていた温かさに包まれたかのように。

 

 

この喫茶店は一見すると普通の喫茶店。

しかし、他とは違う特別な仕組みがあります。

それは、裕福な人たちが、

自分のコーヒー代以外に

「保留分」を支払うことです。

「保留分3枚」

「保留分5枚」…。

その数だけ、必要とする人々に

コーヒーが提供されるのです。

 

福そうながっぷくのいい男性が店を出るとき、

「保留分10枚」を支払い、

店を後にしました。

 

それとすれ違い様に、

いかにも貧しそうな老人が、

小さな喫茶店の扉をそっと開けました。

不安げに、、、。

 

幸せをシェアする喫茶店💕

裕福な人が、

ほんの少し自分の富を分け合い、

他人の幸せをつくり出す。

その小さな行為が、

どれほど大きな影響を与えるかを思います。

 

素敵な喫茶店の記事を読んで、

とても感動しましたのでシェアさせていただきました。

少し私なりにアレンジしていますが、

このような心温まる気持ちが世界に広がれば、

戦争なんてなくなるのではないでしょうか。

お互いを思いやる習慣をつくる喫茶店、

素晴らしいアイデアだと心から思います。

 

今日も素晴らしい日をお過ごしください。

(❁´◡`❁)💕

 

文責)山上マミ