■京都に行ってきました

🔶根っこワークワンポイント配信

20240524

 

■京都に行ってきました。

 

昨日は、パワースポット【貴船神社】に参拝してまいりました。

 

大地の気が生まれる根源の地、という意味から 【気生根】とも

呼ばれていた神聖かつ厳かな神社⛩️です。

 

1000年前

和泉式部は、

貴船神社で願掛けをし、

離れてしまった夫の心を見事とりもどしたエピソードを残しておられます。

 

その時の和歌 

 

「物おもへば 沢の蛍も我が身より あくがれいづる 魂かとぞみる』

 

もの思いをしていると、

川の上を飛ぶ蛍が、

まるで我が身から抜け出た魂のように見えるわ…という意味です。

 

すると貴船の社殿の中から、返歌が聞こえてきました。

 

『おく山に たぎりて落つる瀧つ瀬の 玉ちるばかり 物なおもいそ』

 

奥山の滝の水が飛び散るほどに、深く思いつめたりしなさるな…という意味です。

 

しばらくして願いが成就し、元通りの夫婦円満になったようです。

 

1000年もの時の流れの中に、水の流れる音、

社殿はその時のままの姿を残し

 

物語が語り継がれ、

そこにあった悲しみや,歓ひが、1000年の時の流れの中に、今もそこにあることを感じました。

 

人が、生きる!

 

ということは、

悩みを含め

抱えるモノを持ち、

葛藤し、

よりよい道を模索して

祈り、今日を創る。

 

今日という日は、

無限の歴史の連鎖の一環

であることを感じます。

 

だからこそ

幸せに豊かに生きていくのです。

 

文責)野口悦子