■楽しいはずなのに?

🔶根っこワークワンポイント配信

20240603

 

■楽しいはずなのに?

 

凄く頑張っていたり、楽しいはずなのに、

ふとエンジンが止まりかけて、逃げたい、辞めたいって思ったことはありますか?

 

指に小さなトゲが刺さったら,痛くて気になってトゲを抜くまで何もできません。

 

火傷をしたり、怪我をしたら、皮膚にその症状が出て、ただれたり、血がでたりします。

 

「大丈夫?」

見ていたひとは、心配して対処の方法を考えてくれます。

 

お医者さんに行ったり、お薬を塗るとだんだん良くなってきますね。

 

信頼している人に言われた言葉や出来事に傷ついたり、自信をなくして悲しくても、それは目に見えることではありません。

 

心の傷は、癒えないままにしておくと、いつか体に現れて、色々な信号として悲鳴をあげてきます。

 

それを放っておくと

ふと、立ち止まってしまったり、鬱という現象になるのですね。

 

心の傷は、お酒を飲んだり,お薬でも癒すことはできますが、きちんと治すことはちょっと難しい、、、

 

癌になって余命宣言された人が,食事療法で改善されたように、私はユング心理学を学んで、大きく人生のシナリオを変えることができました。

 

40代後半、滋賀県大津市の行動科学研究所に,北海道から毎月通っていました。

 

ユング心理学を紐解いた、岩田静治先生、洋治先生から学びました。

 

「私たちは自分自身について、二つのことを知りません。

 一つは、自分自身の中にどれほどのエネルギーがあるのか。

もう一つは、そのエネルギーをどれほどブロックしているかです。

 

普段私たちが「自分とはこんなもんだ」と思っている自分は、

 本当の自分ではないとおっしゃいます。

 

 自分の中に眠っている可能性、知恵、創造性、力、強さ、喜び、願い、豊かさ、愛を知らずして、自分のことがわかっていると言えるでしょうか?

 

と、問われても

 

 「ああ、そうですね。今気づきました!

 自分の中に眠っていた可能性に!」

 

と簡単にはわかりません。

 

まずは、エネルギーをブロックしているものを知ること。

 

結論から言うと

 

 私たちの無意識には犠牲者、子供、売春婦(夫)、

 つぶし屋という四つの元型が存在しており、

 日常生活のさまざまな場面で私たちの思考と感情を乗っ取っています。

 

 

例えば、

「私1人で頑張ってるんだから、指示命令しないでほしい。歯を食い縛って私頑張っているわ」(犠牲者)

 

「放っといて。私は私。注意されるとすぐにムクれる」(子供)

 

「人の内面の価値より、数字の結果,人からの評価が全て。真の愛や感謝を、見失い目標を追うことに疲れる」(売春婦)

 

 

「心の中で既にあきらめている。どうせ言ったって無理。どうせ変わらないからダメ!どうせ無理よどうせ...」(つぶし屋)

 

というように。

 

いままで何気なく感じていたことを、

 「あ、今元型に乗っ取られている!」と気づく力をつけることで、

 少しずつ元型によってブロックされていたエネルギーが解放されていきました。

 

大切なのは、元型という言葉や概念を知ることではありません。

 

それを自分の中に見つめる「力」をつけること。

 

「感情」を見つめていくと

自分が乗っ取られている自分のエネルギーが見えてきます。

 

その結果

会社を売却し、北海道から、埼玉への引っ越しとしいう大きな決断をしたのです。

 

一般社団法人

根っこワーク協会を立ち上げました。

 

「根っこワーク」とは、自分のエネルギーを生きる力になるものです。

 

新緑の美しい5月になりました。ゴールデンウィーク、楽しんでくださいませ。

 

文責)野口悦子