■「少年に与ふ」

🔶根っこワークワンポイント配信

20230804

 

■「少年に与ふ」

高村光太郎

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みんな集まって 本気で聞けよ

 

先づ 第一 毎朝起きたら

 

あの高い天を見給へ

 

お天気なら太陽

 

雨なら雲のゐる処だ

 

あそこがみんなの命のもとだ

 

いつでもみんなを見てゐてくれる

 

ご先祖様だ

 

偉い人や 名高い人にならうと決してするな

 

持つて生まれたものを深くさぐつて

 

強く引出す人になるんだ

 

天から受けたものを

 

天にむくゆる人になるんだ

 

それが自然とこの世に役立つ

 

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父の好きだった

高村光太郎の詩

 

悦子!

お父さん、この詩が一番

好きなんだ!

 

今読み返してみると

力強い、父からのメッセージと感じます。

 

でも、酔っ払ってばかりの父を見ていて、父の言葉をまにうけていなかった10代。

 

父を超える誰かを

求めていた20代

 

この詩の力強さや

メッセージもわからなかった!

 

両親を天に見送り、

 

つまずいた時

どうしようもない時に

仏壇に手を合わせ

父の気配を感じた

あの時があり、

 

高い高い夏空をみて

暑い日差しに

汗をかいて

歩いている自分が

人生、すてたもんじゃないね!

 

なんて、感じたり

 

持って生まれたもののなかに、本当の私の力があることに気づいてさ

 

まず

朝起きたとき

空を見て

お天道様に感謝する

わたしです。

 

お父さんありがとう。

 

文責)野口悦子