🔶根っこワークワンポイント配信
20230526
■良いことと、善いことの違いわかりますか?
良いこととは、相手を喜ばせて、あななと一緒にいると良いことがあると感じてもらうこと。
一方の善い事とは、
相手を成長させて、あなたがいなくても大丈夫にする事。
(絆徳経営のススメ 清水康一郎著 より抜粋)
人と出会い、より強い繋がりや絆をつくりあげていくには、「良い事」をしていく事は最優先です。
でも、子育てや、チームの成長を促すには、「善いこと」は何かを考えて関わらなければいけませんね。
4歳になったばかりのちえちゃんは、好き嫌いが多くママは困っていました。しかし、ある日の
夕食時、ちえちゃんが、食わず嫌いしていたピーマンの炒めモノ
「パパ、これは大人にしかわからない味だから、ちえちゃんにはあげないで良いわね」
と言って美味しいね〜と
2人で目を合わせてたべていたら、
「ちえも、大人の味食べられる!」と言って
パクパク食べ始めたのでした。
子育ては、親が居なくなっても生きる力を身につける教育期間だとおもいます。食べ物の好き嫌いも、その子の人生に大きく関わってきます。
好き嫌いあるのよね!と言って好きなものしか、食べさせていれば子供は機嫌がよいかもしれません。
無理に食べさせようとしても、拒否されてしまえばお互いのストレスにしかなりません。
ちえちゃんのママは、ちえちゃんの心のクセを良く読み解り
ピーマンを自分から食べるように促しました。
ビジネスでも、不得意なことをカバーしながら、寄り添い合うことも大切ですが、1人でやっていける力をつけることが、本当に善いことと思います。
良いことをして繋がり、善い事は何かを考えで人材育成していくとよいですね。
文責)野口悦子