■今は「断捨離がトレンド」

🔶根っこワークワンポイント配信

20230512

 

■今は「断捨離がトレンド」

 

立場上、現場での登録は出来ないのでお断りしますが、

近況報告途中から、ビジネスの話に変化していきます。

 

その会社の社長の素晴らしさを熱心にお話しされ、製品の紹介も一気にしてくださいました。

 

「すごいでしょ!この凄さわかりますか?

治っちゃうんですよ!しかも世界初です!

上の人は億を稼いでいるんですよ!」

 

その方のビジネスに打ち込む強い思いは伝わってきました。

 

確かに20年前はこういう言い方と、彼女のパーソナリティで、人を巻き込めた時代はありました。

 

影響力のある方は、その影響力で人を巻き込むことができますが、「一昔前の感じ」です。

情報や感性が、今の時代には違和感があります。

昔流行った肩パッド入りのジャケットを着て、流行のファッションを語っている感じがしました。

 

人の感性は変化します。

 

人がどういうものを良いと感じるか、どういうものに「快」を感じるか「不快」に感じるかが変わっていくのです。

 

20年前は「持っていることがトレンド」、しかし今は「断捨離がトレンド」です。

 

時代とともに、「快」と感じるものが変わっているにもかかわらず、

20年前に人が動いた感覚に基づいて人に製品を勧めたりビジネス勧誘しても、

人を動かすことは難しくなっています。

 

今の時代、何が「快」か、「不快」か、

 

人の感性価値の変化を無視してしまうと、せっかく始めるビジネスもうまくいきません。

人の選択、行動を起こす軸となるもの、

ひいてはビジネス活動をしていく判断もズレていってしまいます。

 

自分が良いと思うことの熱弁は、支持されない時代なんです。

 

パワハラや、モラハラ

立場のある人からの行動の示唆!

リーダーに合わせたい!

リーダーと同じことをすれば成功する!

という、20年前のキーワードは、いやがられるワードになっているんです。

 

今何が、「快」なのか。

サステナブルで、多様な生き方!の時代

 

人は、自分で自由な価値観で、自由に選択したいのです。

 

お客様はだれで、その人が喜ぶことは、何かを考えて、心の扉をあけることから始めると相手と心がつながりますね。

 

人に良いことを提供し、喜んでもらえるから、ずっと一緒にいたい!

こんな関係が喜ばれる時代ですね。

 

人はもう、だれかの影響力には巻き込まれたくないと感じてしまうのです。

 

文責)野口悦子