■感情の時代

🔶根っこワークワンポイント配信

20230201

 

■感情の時代

 

リーダーとはどんな人でしょうか?

 

影響力があり、目力があり、強い人がリーダーだという時代もありました。

多少強引でも、ぐいぐいチームを引っ張りまとめる、

そんなイメージでしょうか。

 

すこし前までは、そんな強いリーダーが求められていました。

ですが今は、新たなリーダー像が、求められています。

 

ドラマ「ハマる男に蹴りたい女」でも、

顕著な場面が。

超優秀で、採用面接で受かるはず。

しかし、会社からは不採用

なぜ?

それは、うちの会社は、一人の優秀な人材ではなく、

和して力を発揮できるチームをつくりたいので、

あなたは向いていない、との回答

まさに、時代の変化をとらえた場面でした。

 

時代は変化しています。

ひと昔前は、強い人、優秀な人が活躍し、

組織に参加する人の一人ひとりの感情は無視しても、

上から下への命令系統がしっかりあり、

組織は強いリーダーにより、成り立っていた時代だったのです。

 

しかし、今は違います。

上から下への命令系統が成り立ちません。

SNS等を体験してもわかるように、

1人1人が横つながりで、個々つながっている社会だからです。

組織に参加する一人ひとりの感情が大切な時代なのです。

 

これは、有名な経済学者のピータードラッカーが言っていることです。

 

その時代の変化をとらえて、私たちは活動していく必要があります。

変化しないことは、後退です。

昔の成功体験は、今では通用しない時代です。

 

1人1人が自立した組織構築で、

リーダーは、皆をつながりでまとめる力が必要です。

1人1人の力を引出し、「和する力」です。

これが、今後の強いチーム作りになります。

 

組織をサポートし、チームで最高の結果を出すという覚悟を、

まずはリーダーが持つこと。

上から下ではなく、

一人ひとりの莫大なエネルギーを集結させて、

ボールのように和してつながり、縦横斜めと強いつながりを持つことで、

躍進できますね。

 

今日も良きチャレンジを!