■恋のライバル

🔶根っこワークワンポイント配信

20221005

■恋のライバル

 

花子さんは、太郎さんが大好きです。

愛子さんは、太郎さんを愛しています。

この二人の恋は、どちらが実るのか?

 

お金持ちで、料理好きな花子さんは、なんでも一生懸命な太郎くんが大好きです。

高級材料をたくさん買って、美味しいお弁当を作って持っていきました。

凄いお弁当に、太郎さんは喜んで、そのお弁当を食べました。

嬉しくなった、花子さんは、「太郎くんが大好き」と、二人は仲良しに。

 

一方、愛子さんは、太郎くんとは、幼馴染で、いつも、ずーと遠くから太郎くんを見ていました。

花子さんの様に、積極的にアプローチも出来ずに、もじもじ。

何も言えずに、木陰から太郎くんをみてた愛子さん。

お父さんが、交通事故で亡くなってから、

小さいころから、太郎くんが、母子家庭で育っていたの知っていました。

太郎くんは、貧しいけど、一生懸命アルバイトしながら、お母さんを助けて、大学へ行っています。

 

お母さんも忙しく働いていたから、ごはんづくりが出来ないことも、しばしば。

スーパーのお惣菜売り場で、太郎くんのお母さんをよく見かけました。

 

愛子さんは、料理は得意でないけど、一生懸命に美味しい料理作りのために努力しました。

愛子さんの作るお弁当は、安い材料でお野菜ばかりですが、とても美味しそう。

お母さんと、太郎くんの二人分のお弁当を作った愛子さんは、スーパーの買い物途中のお母さんへ、

「食べていただければ嬉しいです。」と二人分のお弁当を渡しました。

幼馴染だった愛子ちゃんからの、お弁当だから、お母さんは、喜んで受け取ってくれました。

 

 

ビジネスと関係無い話、ではないのです。

まずは、ここまで、読んで下さり、ありがとうございます。

 

花子さんと、愛子さんは、どうなったの?

 

「好き」と「愛する」はちがう!ということ。

 

「好き」

「愛する」

この二つは、何が違うでしょうか?

 

全く違います。

「好き」は、感情

「愛する」は、意志

だからです。

 

だから、「好き」は、冷める

でも、「愛する」ことは、意志だから、自分で決めて継続できる。

 

 

5年後、

花子さんは、太郎くんが、就職して、非常に忙しくなり、花子さんとの時間が取れなくなり、

花子さんは不満。太郎くんを応援するというよりも、自分が満たされないことに焦点があたります。

だから、好きはだんだん薄れて、花子さんの不満を満たしてくれる健太くんに乗り換えちゃったんです。

 

愛子さんは、相変わらず、太郎くんをみてました。

長い間、振り向かれないのに、太郎くんを愛していました。

 

太郎くんの必要は何か?

 

をいつも考えて、それを、補おうとしている愛子さん。

太郎くんは、気が付いたのです。

愛子さんの愛に。

 

今年のクリスマスは、太郎くんと愛子さんの結婚式の日となりました。

 

 

チーム作りは、恋愛関係のようなもの。

継続的に大きなグループ作には、愛が必要だということです。

 

問題が起こると、投げ出したくなり、次に変わりたくなります。

楽しい、嬉しいだけの、好きの関係だけでは、

楽しく無くなれば崩壊するかもしれない。

 

でも、「愛する」という意志があれば、チームは続くということです。

 

「愛する」とは、根っこをつなぐこと。

相手の必要を満たすこと。

 

「愛する」という意志!

 

今日も、良きチャレンジを!